西武新宿線:井荻駅沿いにある小さな小さなパン屋さん
『麦わら帽子』のリンゴパイ 136円くらい。

みかけはどこにでもある普通のパイ。
半分に割って中をみると、大きなリンゴの
半身がころんと包まれていた。
一口嚼むとしっとりとした
パイ生地のバターの風味がふぅんわりと香る。
そして、それと同時に中に入っていた
リンゴの甘露煮の爽やかな酸味が
口一杯に広がっていく。
甘すぎず、くどすぎず、ちょうどいい。
ここのパン屋は本当にスゴい。
小さなパン屋だと思って足を踏み入れてみると、
その種類の多さに感嘆する。
「おじさん、いったい何種類のパン焼いてるの!?」と
叫びたくなるぐらい、小さな店舗のところ狭しと
独創的なパンがたくさん置かれている。
そして驚かされるのはそのパン生地。
普通に考えると、あんぱんとクリームパンは
中身が違っていて、生地は同じというのが
あたりまえに思える。
だけど、ここは違う。
ここは一個一個のパンに合わせて生地が変わっている。
だから似たようなパンでも生地が違う。
私が好きな『とりたまごサンド』と『まぐろかつパン』の
パンが違う。どっちも同じサンドイッチのはずなのに…
鳥卵の方は、ほんのりあまい胡麻のついたパンで、
マグロかつの方は、塩気のあるパン。
私が大好きなクリームコロネは、ディニッシュ生地。
もっちりとしたトマトのピザもいい。
あぁ…おじさん、一体何種類の生地を作ってるんだ!?
しかも、値段が安い!
調理パンでも一個180円〜260円。
食パン一斤 180円。
ちょっと贅沢なホテルパンでも 一斤 200円。
これはパン好きにはたまらない。
毎日でも通いたくなるし、行く度に見たことのない
パンが増えているので、結局買いすぎる。
ただ、一つここの店の難点。
それは種類が多すぎるがために、
時間帯ごとに出逢えるパンが違うことだ。
調理パン等やちょっと工夫をこらしたパンを食べたかったら
正午にはお店に駆け込まないと、1時頃には殆どの
パンがなくなってしまう。
パンシュークリームや、りんごのパイといった
お菓子パンはかろうじて3時頃まで残っていたりもするが
それも3時を過ぎたら危険なラインだ。(この間いったらなかった)
午後は基本的に食卓パンを焼くことになっているらしい。
その食卓パンも6時頃行くと殆どなくなっている。
なんちゅー恐ろしい店なんだ!
ここの食卓パンで特におすすめなのは「軽井沢ブレッド」
これにバターを塗って軽く炙って食べるとため息が出る。
ちなみに食卓パンも毎日焼いている種類が違うので
お店の人に聞いてみるしかない。(それか一週間通うか)
こんなに美味しいお店なのに出先に行く
用事がないと中々買うことができないのがすごく悲しい。
おじさん、うちの近所に引っ越してくれないかなぁ〜なんて思ったり。
魅惑のパン屋、麦わら帽子。
西武新宿線をご利用の際は寄ってみてはいかがですか?
(昼時狙ってね)